五行と陰陽から画数の関係を占う
姓名判断では総格を除く四格の画数に対して五行を当てはめます。さらに五行の同じ属性でも陰と陽に分れ、合計で10種類の組合せに分かれます。その分け方ですが、数字の一桁目を基準にして分けます。
そして、これらの五行と陰陽の組合せによって吉凶を占うのですが、大まかに言うと次の種類に分かれます。
つまり人格の属性を基準として、その周りにある属性との相生関係の有無がポイントとなります。では、ここで再び山田太郎さんで五行による姓名判断例を見てみましょう。
この場合、人格「水」を中心に全てが「金」という相生関係にあるので、五行で見た場合は最高の組合せになります。
さらに五行を当てはめたときに相生しつつ、属性の陽と陰もバランス良く配列されているのが理想的とされますが、そこまで完璧にしようとすると命名するのが困難になってきますので五行が相生していれば十分と言えるでしょう。
次は人格と他格との組合せによる吉凶の内容です。(属性の陰陽は省略)
例Aの場合、人格に対して天格は相剋関係です。人格と天格の関係が相剋である場合は「人格の吉相」を弱め、凶相を強めてしまいます。逆にここが相生関係の場合は人格の吉作用が強まります。
例Bの場合、人格に対して外格が相剋関係です。人格と外格の関係が相剋である場合は同じく、「外格の吉相」を弱め、人間関係で悩むことが多くなります。
図には載っていないですが、人格から地格に対して相剋関係がある場合、やはり「地格」の持つ吉相が弱まります。ここが吉相の場合は、その人が持つ素質や環境に恵まれやすくなります。
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